
分離元本振替国債とは?安全な資産運用の選択肢
分離元本振替国債は、将来の資金計画を立てやすい金融商品です。これは、通常の国債から利息部分を切り離し、元本部分のみを取り出したもので、満期時に額面金額を受け取れます。定期的な利息収入はありませんが、満期時の受取額が確定しているため、将来の目標額に向けて計画的に資金を準備できます。
例えば、お子様の進学費用や老後の生活資金など、長期的な目標のために、将来必要な金額を今から確実に準備したい場合に適しています。国が発行する国債の一種であるため、安全性も比較的高いと考えられています。
ただし、市場の金利変動により価格が変動するリスクがあります。購入を検討する際は、金利動向を注視し、余裕資金で行うようにしましょう。また、金融機関によっては取り扱いがない場合や、手数料がかかる場合もありますので、事前に確認することが大切です。