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投資信託

国内投資信託とは?仕組みと特徴をやさしく解説

国内投資信託は、わが国の法律である「投資信託および投資法人に関する法律」にのっとり、設定・運用される投資信託を指します。この法律は投資家を保護することを目的とし、投資信託の運営に関するさまざまな規則を定めています。多くの国内投資信託は、わが国の金融機関が運用しており、わが国の株式や債券など、国内の資産を中心に投資を行います。投資信託協会という業界団体が、投資信託に関するさまざまな情報を提供しています。 投資信託協会では、投資信託を分類する基準があり、「国内」とされる投資信託は「主な投資からの収益が、実質的に国内の資産から得られるもの」と定義されています。つまり、投資対象の大部分がわが国の企業や不動産などに関係しているということです。 国内投資信託を選択する際には、この定義を理解しておくことが重要です。投資対象が国内に集中しているということは、わが国の経済状況の影響を大きく受ける可能性があるからです。そのため、ご自身の投資目標やリスクに対する考え方を考慮して、慎重に検討する必要があります。国内投資信託には、株式型、債券型、バランス型など、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。それぞれの特徴を理解し、ご自身の投資戦略に合ったものを選ぶことが大切です。
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資産を分散!安定を目指すバランス型投資

バランス型投資信託とは、複数の資産に分散して投資することで、安定的な資産形成を目指す投資手法です。一般的に、国内の株式や債券、海外の株式や債券など、異なる値動きをする資産を組み合わせて運用します。投資の割合は、それぞれの投資信託ごとに決められており、投資家は自身の許容できるリスクや目標とする収益に合わせて商品を選ぶことができます。例えば、安定性を重視するなら債券の割合が高いものを、積極的な収益を狙うなら株式の割合が高いものを選ぶと良いでしょう。 バランス型投資信託の最大の利点は、分散投資が容易に行えることです。個別の株式や債券を選ぶ手間が省け、専門家が資産配分を調整してくれるため、投資初心者や時間がない方にも適しています。ただし、市場の変動によって価格が変動するリスクは避けられません。投資を始める際は、ご自身の投資目標やリスクに対する考え方を明確にし、投資信託の説明書をよく読んで内容を理解することが重要です。バランス型投資信託は、長期的な資産形成の有力な選択肢の一つとなりえます。