
資産運用で本当に得た利益とは?実現損益の徹底解説
実現損益とは、資産を売却した際に実際に手元に残る利益や損失のことを指します。例えば、株式投資で株を売却して得た利益や、投資信託を解約して受け取った金額などがこれにあたります。まだ売却していない段階での評価額の増減は、含み益または含み損と呼ばれ、実現損益には含まれません。実現損益を把握することは、自身の投資判断が適切であったかを評価するために重要です。含み益に目を奪われがちですが、実際に利益を確定させなければ意味がありません。また、損失が出ている場合は、その原因を分析し、今後の投資戦略を見直す必要があります。実現損益は、確定申告の際にも必要となるため、しっかりと記録しておきましょう。