
未上場株式投資のリスクと注意点:店頭取扱有価証券とは
店頭取扱有価証券とは、証券取引所に株式が公開されていない会社が発行する有価証券を指します。これらの有価証券は、証券会社の窓口を通じて売買されます。公開されていない株式は、一般的に情報開示が少ないため、会社の状況を把握することが難しいとされています。そのため、投資判断に必要な情報を集めるのが困難で、投資には高いリスクが伴います。企業の財政状態や経営状況に関する詳細な情報が得にくいため、投資家は限られた情報をもとに判断しなければなりません。また、未公開株は売買が成立しにくく、必要な時にすぐに現金化できない可能性があります。株価の変動も大きいため、短期間で大きな損失を被る危険性もあります。未公開企業は、公開企業に比べて経営基盤が弱い場合が多く、倒産のリスクも高いと言えるでしょう。未公開株式への投資は、企業の事業内容や財務状況などを十分に調査し、リスクを理解した上で慎重に判断することが重要です。投資を行う際は、専門家である資金計画の専門家(ファイナンシャルプランナー)に相談することを推奨します。