投資信託及び投資法人に関する法律

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不動産投資

証券取引所に上場している投資法人とは?その特徴と活用法

上場投資法人とは、投資信託及び投資法人に関する法律に則り設立された法人で、特定の資産への投資運用を主目的としています。東京証券取引所のような金融商品取引所に上場している点が特徴で、一般の投資家は証券会社経由で投資証券を売買できます。これにより、不動産や社会基盤といった多様な資産群への間接的な投資機会が得られます。上場投資法人は、運用状況や財務状況を定期的に公開する義務があり、投資家はその情報を基に投資判断を行います。また、投資家にとって魅力的な点として、分配金(配当)を受け取れることが挙げられます。集められた資金は不動産などの資産に投資され、そこから生じる賃料収入や売却益などが分配金として投資家に還元されます。少額から不動産投資に参加できる手段として、個人の資産構成の多様化に貢献する可能性を秘めています。しかしながら、投資にはリスクも伴います。不動産市場の変動、金利の変動、テナントの入居状況など、様々な要因が投資法人の収益に影響を与える可能性があるため、投資判断は慎重に行う必要があります。
投資信託

国内投資信託とは?仕組みと特徴をやさしく解説

国内投資信託は、わが国の法律である「投資信託および投資法人に関する法律」にのっとり、設定・運用される投資信託を指します。この法律は投資家を保護することを目的とし、投資信託の運営に関するさまざまな規則を定めています。多くの国内投資信託は、わが国の金融機関が運用しており、わが国の株式や債券など、国内の資産を中心に投資を行います。投資信託協会という業界団体が、投資信託に関するさまざまな情報を提供しています。 投資信託協会では、投資信託を分類する基準があり、「国内」とされる投資信託は「主な投資からの収益が、実質的に国内の資産から得られるもの」と定義されています。つまり、投資対象の大部分がわが国の企業や不動産などに関係しているということです。 国内投資信託を選択する際には、この定義を理解しておくことが重要です。投資対象が国内に集中しているということは、わが国の経済状況の影響を大きく受ける可能性があるからです。そのため、ご自身の投資目標やリスクに対する考え方を考慮して、慎重に検討する必要があります。国内投資信託には、株式型、債券型、バランス型など、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。それぞれの特徴を理解し、ご自身の投資戦略に合ったものを選ぶことが大切です。