
投資信託、運用開始からの道のり
投資信託は、通常一万円の基準価額から運用を開始します。この一万円は、投資家が投資信託の価値の変動を測る上での原点となります。投資信託の「設定来」とは、この運用開始から現在までの全期間を指し、この間に市場や経済の様々な影響を受けながら価値が変動します。投資家は、設定来の運用実績を参考に、過去の成果や将来の成長性を予測します。ただし、過去の成果が将来を約束するものではないため、注意が必要です。投資信託を選択する際は、設定来のデータだけでなく、運用方針やリスク、手数料なども総合的に検討しましょう。